ケサランパサラン(ケセランパサラン) について
「ケサランパサラン」ときくと、タンポポなんかの綿帽子のような白い綿毛の伝説上の生物を思い出される方もきっと多いことでしょう。
この「ケサランパサラン」の正体についてはさまざまな説がありまして、小動物の毛玉だとか、植物や花の冠毛だとか、なかには「びわの木の精」であるという見解もあるようです。
諸説あるなかで、今のところ「ケサランパサラン」の正体は、小動物の毛玉ではないか、という説が一番有力なようです。
この伝説上の「ケサランパサラン」は、江戸時代以降に、謎の生き物として語られてきた生物になり、優しい、いい心を持つ人のところにだけ、「ケサランパサラン」はやってくると言われているとともに、「ケサランパサラン」が自分のところにやってきたということをあまり人に言わないほうがよいとする説もあるようです。
カラフルなメイクとスキンケアで有名なケサランパサランの名前もこの伝説上の「ケサランパサラン」からきているそうです。
伝説上の白い毛玉のような生き物である「ケサランパサラン」は、たんすの奥にしまって、おしろいを与えて育てると幸運を呼ぶという言い伝えがあります。
ケサランパサランの化粧品は幸運を呼ぶためのひとつの道具であると言えるのです。